解決策 · テクノロジーとデジタルの安全 · 更新日 2026-11-02
スマホの個人情報を守るには?今すぐできる設定と対策
スマホには、ほとんどのアカウントへの鍵が入っています。だからこそ、何層にも分けて守りましょう。6桁以上のパスコードとFace IDまたはTouch ID、ソフトウェアの自動アップデート、定期的なバックアップ、「探す」をオンにすること、そしてどのアプリや人が位置情報・写真・連絡先を見られるかの見直しです。そのうえで、アカウントそのものを、使い回さないパスワードと2ファクタ認証で守ります。
他の言語: English · Deutsch · Español · Français
どんな問題?
よくある状況
スマホには、メール、メッセージ、写真、銀行や買い物のアプリ、保存したパスワードが入っています。誰かがスマホやその中のアカウントに入り込めば、そのすべてを見たり使ったりできてしまいます。
当てはまる人
スマホを持っているすべての人。とくに銀行アプリを使っている人、家族と端末やアカウントを共有している人、最近パートナーと別れた人。
放っておくと
アカウントの乗っ取り、銀行や買い物アプリからお金を盗まれること、プライベートな写真やメッセージの流出、そして他人に居場所を知られてしまうこと。
なぜ起こるのか
スマホはなくしたり盗まれたりします。ソフトウェアにはアップデートで修正されるセキュリティ上の欠陥があり、アプリは必要以上のアクセスを求め、一度設定した位置情報や写真の共有は、やめるつもりだった時期を過ぎても続いていることがあります。さらに、詐欺メッセージや偽サイトが、パスワードや確認コードを入力させようとしてきます。
米国連邦取引委員会(FTC、消費者保護を担う政府機関)のアドバイスは、四つの基本に集約されます。6桁以上のパスコードでスマホをロックする、ソフトウェアを最新に保つ、データをバックアップする、そして紛失したスマホを探したり、ロックしたり、消去したりできる機能をオンにすることです。
スマホ本体と同じくらい大切なのが、アカウントへのアクセスです。Appleのガイダンスは、パスワードやセキュリティコードを決して人に教えない、2ファクタ認証を使う、そして予期しない要求は疑う、というものです。詐欺師は、信頼できる企業になりすますことが多いからです。
見落としがちなのが共有です。Appleのパーソナルセーフティのガイドでは、iOS 16以降のiPhoneで使える「安全チェック」を紹介しています。位置情報の共有や、データへのアクセスを、人やアプリごとにすばやく確認して停止できる機能です。
よくある間違い
- 4桁や推測しやすいパスコードを使う、またはパスコードを設定しない。
- ソフトウェアのアップデートを何週間も先延ばしにする。
- メールとほかのアカウントで、同じパスワードを使い回す。
- 電話やメッセージをしてきた相手に、確認コードを教える。
- もう共有したくない相手と、位置情報の共有をオンにしたままにする。
解決のステップ
- スマホをしっかりロックする
6桁以上のパスコードを使い、Face IDかTouch IDをオンにします。短い時間で自動的に画面がロックされるように設定しましょう。
- 自動アップデートをオンにする
アップデートには、セキュリティの問題の修正が含まれていることがよくあります。システムとアプリの自動アップデートをオンにし、保留中のアップデートは今すぐインストールしましょう。
- スマホをバックアップする
クラウドバックアップをオンにするか、パソコンに定期的にバックアップして、スマホをなくしても、写真やデータまでは失わないようにします。
- 「探す」をオンにする
iPhoneでは「探す」をオンにしておけば、紛失・盗難時にスマホの場所を調べたり、ロックや消去をしたりできます。
- 誰が、何がデータを見られるかを見直す
iOS 16以降のiPhoneでは「安全チェック」を使って、位置情報の共有とアプリのアクセスを確認します。不要になったものは削除し、必要のないアプリからは、位置情報、写真、連絡先へのアクセスを外しましょう。
- スマホの中のアカウントを守る
メールやほかの大切なアカウントには、それぞれ別の強いパスワードを使い、できればパスワード管理アプリに保存します。2ファクタ認証は、使えるところではすべてオンにしましょう。
- コードやパスワードは決して教えない
本物の企業が、電話やメッセージで確認コードやパスワードを聞いてくることはありません。迷ったら、その企業のアプリか、自分ですでに知っている電話番号から連絡しましょう。
アプリなしで解決する
何もダウンロードしなくても解決できます。次の方法はどれも有効です。
紙のチェックリスト
7つのステップをカードに書き写し、今すぐ一度、その後は数か月ごとに確認します。
信頼できる人に頼る
設定がわかりにくいと感じたら、家族と一緒に、あるいは公式ストアやサポートの予約を取って、一緒に確認しましょう。
役立つツール
- スマホに標準搭載のパスコード、Face ID、「探す」
- パスワード管理アプリ(そっくりな偽サイトでは、パスワードを自動入力しない)
- 2ファクタ認証アプリや、標準搭載の確認コード機能
- 「安全チェック」など、スマホのプライバシーと共有の見直し機能
よくある質問
6桁のパスコードは、本当に4桁より安全ですか?
はい。FTCは6桁以上を勧めています。組み合わせの数が多いほど、推測がずっと難しくなります。
iPhoneにウイルス対策ソフトは必要ですか?
最も効果的な保護は、標準で備わっているものです。アップデート、強いパスコード、App Storeからだけアプリをダウンロードすること、そしてリンクやコードに気をつけることです。
誰かにスマホやアカウントに入られたかもしれません。まず何をすれば?
信頼できる端末から、Appleアカウントとメールのパスワードを変更し、2ファクタ認証をオンにして、「安全チェック」で共有を見直しましょう。身の危険を感じる場合は、地域の支援窓口か警察に連絡してください。
スマホが盗まれたら?
別の端末から「探す」を使ってロックまたは消去し、大切なパスワードを変更して、携帯電話会社と銀行に連絡しましょう。
参考資料
- How To Protect Your Phone From Hackers, U.S. Federal Trade Commission(英語)
- Recognize and avoid social engineering schemes including phishing messages, phony support calls, and other scams, Apple Support(英語)
- Personal Safety User Guide, Apple Support(英語)
関連ガイド
- How to check if a link is safe before you open itSimple checks to tell a safe link from a phishing link — look-alike domains, shortened links, urgent messages — before you tap.
- QR code scams: how to spot a fake QR code before you scanHow QR code scams work on parking meters, posters, emails and parcels, the warning signs, and how to check a QR link safely before opening it.
テクノロジーとデジタルの安全の記事
- 怪しいSMSが届いたら?やるべきこと・やってはいけないこと詐欺のSMSを見分ける方法と安全な確かめ方、7726への転送による報告(米国・英国)、そしてすでにリンクをタップしてしまったときにすぐやるべきことを解説します。