解決策 · 学習 · 更新日 2026-11-02

勉強してもすぐ忘れる…1週間後も覚えている勉強法とは

読み返すのをやめて、自分でテストしましょう。ジョン・ダンロスキー(John Dunlosky)らによる学習法の大規模なレビュー(2013年)では、練習テストと分散学習(時間をあけて勉強を分けること)が、最も有用な二つの方法と評価されました。年齢や能力の異なる学習者に、さまざまな種類のテストで効果があるからです。実践としては、本を閉じて思い出す、暗記カードや過去問を使う、そして一つの単元を一度に長くやるのではなく、何日も何週間もかけて何度も戻ってくることです。

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どんな問題?

よくある状況

ノートを何度も読み返し、大事なところにマーカーを引いて準備万端と思ったのに、試験のときや1週間後には、ほとんど忘れている。

当てはまる人

学校や大学の学生、資格試験や専門試験の勉強をしている大人、そして語学や新しいスキルを学んでいるすべての人。

放っておくと

身につかない何時間もの勉強、直前の詰め込み、試験前のストレス、そして努力に見合わない結果。

なぜ起こるのか

読み返すと内容になじみが出てきて、それを覚えたと勘違いしやすくなります。一度にすべてを詰め込むと1〜2日はもちますが、すぐに薄れます。どちらも、試験で求められる「記憶から情報を引き出す」練習になっていません。

2013年のレビューは、よく使われる10の学習法を検証しました。「有用性が高い」と評価されたのは、練習テストと分散学習です。マーカー引きや読み返しなど、最も人気のある習慣のいくつかは、著者らが最も強く勧める方法には入っていませんでした。

練習テストとは、記憶から答えを引き出させるもの全般のことです。暗記カード、過去問、ノートを見ずに声に出して説明する、白紙に覚えていることをすべて書き出す、などがあります。

分散学習とは、同じ合計時間を一度に使うのではなく、間隔をあけた何回かに分けて勉強することです。

よくある間違い

解決のステップ

  1. ノートを問題に変える

    勉強が終わるたびに、学んだことについての問題を作ります。暗記カードに書くか、左に問題、右に答えを書く2列のページにします。

  2. 読み返す前に思い出す

    毎回の勉強を、その単元について覚えていることをすべて書くか口に出すことから始め、それからノートを見て抜けを埋めます。

  3. 過去問を使う

    過去の試験問題や章末問題を、本番に近い条件で解きます。

  4. 復習の間隔をあける

    各単元に、1日後、その数日後、さらに1〜2週間後に戻ってきます。短く間隔をあけた勉強は、一度の長い勉強に勝ります。

  5. 1回の勉強で単元を混ぜる

    同じ種類の問題を続けて解くのではなく、関連する単元や問題のタイプを交互に取り組みます。

  6. 間違えたところに集中する

    間違えた問題のリストを作り、次の勉強でもう一度、自分をテストします。

  7. 誰かに説明する

    友だちに、あるいは誰もいない部屋に向かって単元を教えてみると、本当に理解しているところがすぐにわかります。

アプリなしで解決する

何もダウンロードしなくても解決できます。次の方法はどれも有効です。

紙の暗記カード

表に問題、裏に答え。「覚えた」と「もう一度」の山に分けます。

白紙に書き出す

覚えていることをすべて白紙に書き、ノートと比べます。

勉強仲間

毎回の勉強の最後に、15分間お互いに問題を出し合います。

役立つツール

よくある質問

マーカーを引くのは意味がないのですか?

あとで問題にする箇所に印をつけるのには便利ですが、それだけでは記憶にはほとんど役立ちません。その時間を、自分をテストすることに使いましょう。

復習の間隔はどのくらいあければいいですか?

まずは1日、次に数日、そして1週間以上。長く覚えておく必要のある内容には、長めの間隔がよく効きます。

試験まで時間がほとんどありません。それでも効果はありますか?

あります。数日しかなくても、読み返すより自分をテストするほうが役に立ちます。使える時間を、何回かの短い勉強に分けましょう。

参考資料

2026-11-02に確認。誤りを見つけたらお知らせください。編集方針(英語)

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